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Westlaw Japan / 大江橋法律事務所共催勉強会 第27回のご案内

『英文M&A契約の実務対応
~リスク対応のための英文契約特有の条項を中心に~』

講師: 弁護士法人大江橋法律事務所
弁護士・ニューヨーク州弁護士 平井 義則

M&A契約では様々な条項を通じて当事者間のリスク分配が行われますが、英文のM&A契約では、国内のM&A契約(株式譲渡契約)ではあまり見られない条項により各種のリスク対応を行うことが多数あります。日本企業による海外企業の買収が非常に活発になっている昨今、英文M&A契約の基礎的な構造を理解するにとどまらず、英文M&A契約に特有な条項の実務対応を理解することの重要性は高まっています。そこで、本セミナーでは、英文M&A契約の基礎的構造をおさらいした上で、対象会社の事業価値の急激な棄損に関するリスク分配を行うMAC条項(MAE条項)、競争法クリアランスについてのリスク分配に関する条項(Hell or High Water Clauseなど)、相手当事者の信用リスクへの対応を行うエスクローを活用した場合の条項、特に欧州のM&A契約において対価の決定方法として主流のロックドボックス(Locked Box)条項、表明保証保険を用いた場合の条項など、英文M&A契約に特有の条項について、その実務対応を解説いたします。

» 勉強会ご案内パンフレット[PDF:203KB]

開催概要
日 時 2019年12月18日(水) 16:30 ~ 18:00
会 場 大江橋法律事務所 大阪事務所 27階会議室 MAP
〒 530-0005 大阪市北区中之島2-3- 18 中之島フェスティバルタワー27階
定 員 40名
※申込者多数の場合は、申込順により参加者を決定させていただく事がありますことを、あらかじめご了承ください。
参加費 無料
ご持参いただくもの 筆記用具/受付時に名刺
お申し込み方法 こちらの 勉強会お申込みフォーム よりお申込みください

※セミナーお申込みフォームは、予約システムCoubic(クービック)を使用しております。
以下のパスワードを設定しております。
パスワード:1218

2名以上のお申込の際にも、1名ずつお申込フォームにご登録ください。
また、2名以上のお申込の際には、別々のメールアドレスをご登録下さい。

プログラム概要
16:30~18:00

講師によるワークショップ(質疑応答を含む)


【講師紹介】

大江橋法律事務所
弁護士・ニューヨーク州弁護士 谷内 元(たにうち はじめ)

2002年同志社大学卒業、2004年弁護士登録。2010年University of Chicago Law School卒業、2011年米国NY州弁護士登録。大企業・中小企業を問わず、多くの企業再編・M&Aに従事し、かかる業務を中心に、一般企業法務、株主総会対応、ファイナンス等を取り扱う。また、インドのFox Mandal, Solicitors and Advocates法律事務所及びJ. Sagar Associates法律事務所に出向した経験を踏まえてインド・東南アジアを中心とした海外進出・海外投資・国際取引なども専門としている。最近の執筆として「事業譲渡の実務̶法務・労務・会計・税務のすべて」(共著、2018年9月出版、株式会社商事法務)、「国際法務概説」(共著、2019年12月下旬出版予定、株式会社有斐閣)など。

弁護士・ニューヨーク州弁護士 平井 義則(ひらい よしのり)
2008年京都大学法学部卒業、2010年京都大学法科大学院修了、2011年弁護士登録。2018年Northwestern University School of Law卒業、2019年米国NY州弁護士登録。2018年から2019年にかけてAlston & Bird法律事務所(アトランタオフィス)のコーポレート・M&Aセクションに出向し、日系企業による米国M&A案件・対米進出案件のサポート業務に従事。主な取扱業務は、企業再編・M&Aを中心とした会社法・コーポレート分野。「Akorn, Inc. v. Fresenius Kabi AG判決-デラウェア州衡平裁判所がMAE条項に基づく合併契約の解除を初めて肯定した事例-」執筆(国際ビジネス法エグゼクティヴ・サマリー No.21(2019年7月) 掲載)。

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