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渥美坂井法律事務所・外国法共同事業&トムソン・ロイター,ウエストロー・ジャパン 共催セミナー

ChatGPT・生成AIを適切に利用するために、
基本システムから現時点の利用・議論の状況、
内部規程のポイントまでを解説

講師
ジャパンマネジメントシステムズ株式会社
代表取締役   前 一樹
弁理士法人磯野国際特許商標事務所
代表社員   町田 能章
渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
弁護士   松岡 史朗

【第1 部】
ChatGPTや生成AIとはどんなものかの基本から、API、pluginでChatGPTとつながったシステムで何ができるのか、生産性を高めるAIの活用について議論します。ChatGPTでつながるシステムのセキュリティについても検討します。
【第2部】
ChatGPTやmidjourney等の生成AIの進化に伴い、文章、画像、音楽等の「AI創作物」をビジネスに利活用する試みが広がっています。AIを利用して発明する場合だけでなく、AIが「発明」をすることも想定されることから、「AI創作物」を巡る特許制度上の論点を整理しておくことが重要です。第2部では、特許法上の論点を、事例を交えながら紹介します。
【第3部】
生成AIと著作権に関して、訴訟に至った場合の対応や契約条項案について説明します。また、個人情報・機密情報を入力した場合の情報漏えいなどの懸念が広がっていることから、個人情報保護法や守秘義務に関する法的論点をご説明します。その上で、生成AIを適切に利用するための内部規程の具体例を解説します。

» セミナーご案内パンフレット[PDF:635KB]

開催概要
日 時 2023年10月31日(火) 13:30~14:55
開 催 方 法 オンラインにて、ライブウェブキャストセミナー(WEBオンラインセミナー)を開催いたします。
会社、ご自宅などWEB環境があればどこからでもアクセスいただけます。
お申込み後、セミナー開始前にセミナー視聴用URLをお知らせいたします。
参加費 無料
参 加 方 法 お申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございました。

プログラム
13:30~13:55 【 第1部】ChatGPTで変わるビジネスの世界(ジャパンマネジメントシステムズ株式会社 代表取締役 前 一樹氏)
(1)ChatGPTを中心につながるアプリケーション
  1. a. なぜ人間らしい会話ができるのか -大規模言語モデルの概要-
  2. b. ChatGPT API
  3. c. ChatGPT plugin
  4. d. 音声認識AIと画像生成AI
(2)つながるAIのリスク -情報セキュリティ、システムセキュリティの観点から-
(3)生成AIでビジネスはどう変わるのか -付加価値・生産性を高めるAIの使い方-
13:55~14:20 【第2部】生成AIと特許(弁理士法人磯野国際特許商標事務所 代表社員 町田 能章氏)
(1)AI 創作物を巡る特許法上の論点
  1. a. 人工知能DABUSを「発明者」とした特許出願に対する各国特許庁の判断 ~AIは発明者になり得るか~
  2. b. AI創作物は発明に該当するか
  3. c. AIの利用者は発明者になれるか
  4. d. AI生成物はどのように審査されるか
  5. e. AI生成物が特許される条件を探る
14:20~14:30 【ウエストロー・ジャパンより】
生成AIとリーガルリサーチとの相性(既存データベースとの比較も兼ねて)
14:30~14:55 【第3部】生成AIと法務 (渥美坂井法律事務所・外国法共同事業 弁護士 松岡 史朗氏)
(1) 生成AIと著作権に関して訴訟に至った場合の対応及び訴訟の可能性を考慮した契約条項
(2) 生成AIの利用による個人情報・機密情報に関する問題と問題点に対する対応
(3) 生成AIの適切な利用のための内部規程


【講師紹介】
ジャパンマネジメントシステムズ株式会社
代表取締役 前 一樹(まえ かずき)

1995年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了・博士(工学)取得。ベルギー・ルーベンカトリック大学研究員、北陸先端科学技術大学院大学助手、ITベンチャー企業取締役、CTOなどを経て、2015年11月より現職。一般社団法人人工知能ビジネス創出協会理事、元上場企業監査役なども務める。情報処理安全確保支援士(登録情報セキュリティスペシャリスト)(登録番号第002063号)、ITストラテジスト。

弁理士法人磯野国際特許商標事務所
代表社員 町田 能章(まちだ よしゆき)

1996年3月早稲田大学理工学部土木工学科を卒業、1998年3月早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了。建設会社勤務を経て、2001年3月に磯野国際特許商標事務所に入所、以後、出願業務、権利化業務、審判、審決取消訴訟、侵害訴訟等に携わる。2003年11月に弁理士登録、2008年1月に特定侵害訴訟代理業務付記登録。2014年4月、事務所法人化に伴い代表社員(所長)に就任。2016年9月からは(社)人工知能ビジネス創出協会(AIB協会)に設立発起人の一人として参画し、近年は、AIB協会内外においてAI分野の知財に関するセミナー講師も務めている。

渥美坂井法律事務所・外国法共同事業
弁護士 松岡 史朗(まつおか ふみあき)(パートナー/第一東京弁護士会)

2005年京都大学法学部卒業。2006年弁護士登録。ステート・ストリート信託銀行株式会社 社外取締役(監査等委員)。一般社団法人日本DPO協会 顧問。一般社団法人人工知能ビジネス創出協会理事。「諸外国の個人情報保護制度に係る最新の動向に関する調査研究報告書」(個人情報保護委員会、2018年)を執筆(共著)。



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