ウエストロー・ジャパン
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Press Releases
プレスリリース

2006年11月30日 Vol.2

ウエストロー・ジャパン、東京大学と提携

 - 法学研究成果をオンラインでスピーディに提供 -

ウエストロー・ジャパン株式会社(本社: 東京都千代田区、代表取締役: ジョン・マーロイ、以下、ウエストロー)と東京大学大学院法学政治学研究科(研究科長: 高橋宏志、以下、東大)は、東大の教員が発表した研究成果の一部を、ウエストローが2007年4月より提供開始予定の日本法総合オンラインサービス〈Westlaw Japan〉のユーザー向けに提供することで合意しましたので、お知らせいたします。

これまで東大の研究成果は出版物による公表にとどまっていましたが、研究成果を法律実務に携わる関係者に広く、タイムリーに発信するために、オンラインによるリーガルリサーチにおいて欧米で高い実績を持つウエストローを提携先として選定しました。

今回の合意に伴い、東大は、東大関係者が発表した研究論文、シンポジウムやセミナーの講演資料、法学関連資料をウエストローに提供します。提供されたコンテンツは〈Westlaw Japan〉のオンライン情報として2007年末より法律専門家ユーザーに提供される予定です。

以上

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ウエストロー・ジャパン株式会社について
2006年3月31日、米国トムソン・ロイターと新日本法規出版株式会社(本社・名古屋)が均等出資で設立した合弁会社です。新日本法規出版の持つ、法律・判例情報、および、同社を含む各法律出版社による書籍・雑誌等のコンテンツと、トムソン・ロイターの欧米で培ったオンライン・テクノロジーとノウハウとを融合し、日本法の総合オンラインサービスである〈Westlaw Japan ®〉を開発し、2007年にサービスを開始しました。
Westlawの原点は、1872年に米国で創業したWEST社にあります。現在、米国最大手の法律出版社であり、発行する判例集は、連邦・州を網羅し、一部州では公式判例集として認められるなど、定評ある法律出版物を数多く世に送り出し続けてきました。1975年、電子版であるWestlawのサービスを開始。トムソン・コーポレーション傘下となった1996年には、米国外の情報をも収録するウェブサイト上のリーガルリサーチサービスWestlaw.comを開始しました。今日、Westlawは世界各国で展開する法情報オンラインサービスの総称であり、世界中の判例、法令、行政関連資料、法律雑誌、法律百科事典、弁護士年鑑、ニュースおよびビジネス情報を網羅したデータベースです。ウエストロー・ジャパンは日本の法曹と世界をつなぐ架け橋として展開しております。

東京大学大学院法学政治学研究科について
東京大学大学院法学政治学研究科は、それまでの東京大学法学部が大学院重点化により正式名称を変更したもの。国立大学の独立法人化、法科大学院設置などの流れの中、高度な専門教育、研究者養成等において法学政治学分野の重要かつ中核的な役割を担う。